小学校のプールが、夏場以外のシーズンで緑色になっているのを見かけたことはありませんか??
私の通っていた小学校では、毎年6月頃にプール開きがありました。
プール開き前に、高学年の生徒が先生と一緒に、緑色のヌルヌルで汚れているプールを綺麗にお掃除してくれていました!
Q:あの緑色のヌルヌルする物体は何?なんでプールの水は緑色になってしまうの?
A:緑色の正体…それは・・・藻!!!ほとんどが「藻」の発生によるものです!
プールに照射される光量(日差し)が多くなると、藻が生えやすくなります。
一度藻が発生してしまうと、ものすごいスピードでどんどん増えてしまいます、、、。
屋外プールの場合、特に夏場は強い日差しを受け水温もグッと上昇します。
【気温・湿度が高い=藻にとって発生する絶好の条件】となってしまうのです。
また梅雨など、雨が降る時期は特にプールの水の塩素濃度が雨で薄まってしまいます。
水中の残留塩素値が低くなると、プールの水はPH値が高くなり、アルカリ性に近くなります。
緑色になってしまったら、どう対処したらいいのかお伝えします!
藻が生えてしまい、プールが緑色になってしまった場合には、ショック塩素を投入し、長めにろ過処理を行ってください!
” プール中の残留塩素の濃度を適切に保ち、フィルターバッグの洗浄交換をしっかりすることがとても大事です!!(1日に数回)“
次に、壁面の藻やヌメリをウォーターブラシを使って、ブラシ部分を壁面に当て沿わすように下から上に磨き上げてください。
※特にプールの四隅や階段などの段差のある場所は藻が生えやすいにで、しっかりと磨きましょう。
また、PH値を調整することも必要です!PH値調整のお薬を投入し、プールの水を酸性にしましょう。
そうすると、段々とプールの水が緑色から乳白色へと変化してきます。
その現象が起きた水を【ホワイトウォーター】と呼びます!
(↑お客様が丁寧に対応してくださったので、水質がどんどん元通りに!)
ホワイトウォーターは塩素による殺藻の結果です。
酸化された藻類が死滅・白色化し、水中に浮遊し水が乳白色に濁ります。
その汚れを綺麗にするためにすること・・・
・H2O検査キットを使用し水質検査をし、PH値の調整を行いましょう。
・細かいチリ・浮遊物をしっかりと濾過し、フィルターバッグでキャッチさせて取り除きましょう!!
フィルターバッグを入念に水圧洗浄し、連続ろ過を数回繰り返すことで、濁っていた水も透明に戻っていきます。
フィルターバッグに汚れが溜まると、だんだん目詰まりし、フィルターシステムの効率が落ちてしまいます。
フィルターバッグは早めに洗浄することを心掛け、フィルターシステムの機能をよい状態で保つようにしましょう!!
【プールのある暮らしで、みんなの笑顔が輝きますように!!】
Staff M
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